東京都北区の待機児童は、平成28年度では232人、平成29年4月1日時点で82人となっています。認可保育所、小規模保育事業所等の新設や定員拡大を行い、平成29年度は1,057名、平成30年度は619名の定員 拡大を目指しています。5年間(平成26~30年度)では、2,757名の定員拡大となり、平成28年度は、23区中2位というトップレベルの認可保育所整備率を維持しています。とはいえ、全ての人が第一希望の認可保育園に入園できたということではありません。1次利用調整に落選し2次利用調整の申請を経て認可保育園に入園した人や、認可外保育園に通う人も少なくないでしょう。

今回の記事では、一次利用調整に落選してしまったときはどうすれば良いのか、保育施設入園に向けて何ができるのかを紹介します。

本記事は北区で保活を行う方に向けた記事です。(※記事内で紹介する保育園とは、行政から認可を受けた認可保育施設を指します)

 

 

「保留通知書」は必ずお手元に

残念ながら希望する保育園に欠員がないなどの理由で入所できないときに、役所から送られてくる書類が『利用保留通知書』です。

北区では初回利用調整結果に限り利用保留通知が送られてくるようです。2回目以降は利用申請書の有効期間内は利用調整を行いますが、入園が内定するまで結果の連絡が来ることはありません。

ですが、4月入園の一次及び二次申請の結果については、入園内定しなかった方全員に通知の連絡が来ます。

利用申請書の有効期間は、申請書を提出した月から6カ月間です。

また申請方法や保育園の空き状況の確認など、保活に必要な情報を事前に抑えておくことは大切です。以下に北区が公開している保活に必要な情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

北区:平成30年度北区認可保育施設入園のしおり

北区:平成30年度入園申請書一式

北区:保育園欠員状況(例月分)

近所のママに相談する

保育園に落ちたらなるべく早く、役所へ行こう

次に、さきほどの「保留通知書」を持ってできるだけ早く役所に相談へ行きましょう。

各区役所や支所の窓口では、認可保育園以外の保育施設も視野に入れた、様々な子どもの預け先について相談することができます。

例えば、空きのある認可保育園や家庭的保育、小規模保育などの案内。その上で二次利用調整の申請をするにあたって、希望する保育園の追加や変更の手続きについても、窓口で質問することが可能です。

■問い合わせ先

所属課室:教育委員会事務局子ども未来部保育課入園相談係

東京都北区王子本町1-15-22北区役所第一庁舎2階1番

電話番号:03-3908-9129近所のママに相談する

空いている保育施設を探して、再度申し込み

認可保育園への入園が今すぐに無理でも、認可外保育施設への入所申し込みが可能な場合もあります。ご利用を検討されている方は、各施設へ早めに問い合わせましょう。

自分で役所に足を運んだり情報収集をしたりしても、上手く保活が進んでいる気がしないなど、不安や心配を抱えてしまうこともあるでしょう。そんな時は、ご近所のママたちとリアルな情報を共有するのもおすすめです。

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補助金制度を活用して、保育園の選択肢を増やそう

希望する園に入所できず、認可外保育園を月極で利用することを検討されている方には、補助金制度が適用される場合もあります。

北区では、区内に住んでいて、月160 時間以上、認証保育所や定期利用保育施設などに通われている 2 歳児までのお子さんがいる場合、保育料を負担されている保護者の方に月額 15,000 円~ 55,000 円の補助を行っています。補助対象者や条件等詳しくは、保育課私立保育園係までお問い合わせください。

【お問い合わせ】 保育課私立保育園係 TEL 03-3908-1333

◆補助の対象になる保育施設

北区内にある認証保育所と定期利用保育施設

北区外にある認証保育所等も対象となります。詳しくはお問い合わせください。

◆補助の対象にならない保育施設

上記に該当しない認可外保育施設(家庭福祉員やベビーホテル等)、認可保育園、地域型保育事業(小規模保育事業所など)

経済的負担の大きい認可外保育園への入所も、保育料の一部を補助してもらえるのであれば、候補に入れることで選択肢が広がるかもしれません。近所のママに相談する

職場の制度も念のため確認

人によっては職場の制度を利用することも良いかもしれません。厚生労働省は育児・介護休業法で、最長で1歳6ヶ月まで育休を取得できることを明記しています。

育児・介護休業法のあらまし|厚生労働省

 

企業によっては育休制度が整っている場合もあります。

例えば、外資系家具小売店IKEAでは、社内に託児所を設置しているので、朝は子どもと一緒に出社しそのまま託児所に預けることができます。またもし何かあった場合は、すぐに子どものもとへ駆けつけることもできるので安心だそう。

他にも、リコーグループでは育児休業と短時間勤務の制度をいち早く導入。家庭の状況に応じて勤務時間を柔軟に設定したり、短時間勤務を利用したりすることが可能で、会社が子育てをバックアップするような制度が整っています。

このように職場の制度を利用することで、保育施設に子どもを預けなくとも良い場合もあります。勤めている職場の制度の確認もしっかりと行いましょう。

認可保育園の1次利用調整に落選したとしても、2次利用調整をはじめ、認可保育園以外の保育施設を利用するなど、子どもを預けるための方法はいくつもあります。早めの情報収集など保活準備を心がけ、自分の生活環境に合った保育施設を見つけられると良いでしょう。

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