横浜市の待機児童数は、平成29年4月1日時点で2人と発表されています。しかしこちらは親が育休中の413人を除いた人数であり、依然として希望する保育園に入れない人が多いのが現状です。また、横浜市は400万人近くの人口を抱え、区によっても入りやすさが全然違います。しっかり調べていきましょう。そんな横浜市で保育園を探すにあたって、1つの目安になるタイミングが4月。年度が変わり1つ学年があがるこのタイミングこそが、保活をする人々にとってはまさに正念場。この4月に向けてやれる準備はとにかくやっておきたい。そんな方に向け、横浜市で認可保育園に4月入園するためにやっておくべき準備をまとめました。近所のママと相談しながら準備を進めることも重要です。

 

横浜市の保育の現状

ここからはデータを用いて、横浜市の保育の現状について解説していきます。※データの出典は、以下の通りです。 100都市保育力充実度チェック 2017年度版(発行:「保育園を考える親の会」 調査期間:平成29年7月〜9月)

横浜市の入園決定率は81.1%

神奈川県内で比較すると、川崎市は71.2%、厚木市は66.7%。このことから、県内では比較的入園決定率が良い地域といえるでしょう。

横浜市の認可整備率 95.3%

認可整備率とは認可・認可外を合わせた全体の定員に対する認可保育施設・事業の定員の割合のことをいいます。

横浜市の認可整備率は95.3%と高い数値です。しかし児童数が多い横浜市では依然3000人以上のお子さんが認可外の施設を利用しています。

横浜市の保育園、園庭がない園も

横浜市の園庭保有率は55.4%です。

この数値は、敷地内に必要基準面積を満たす「専用の屋外の遊び場」がある認可保育所の比率を表していて、園庭があっても基準未満の園はカウントされないようになっています。

この調査が行われた全国(東京,千葉,埼玉,神奈川+政令指定都市)97市区の平均は76.1%であるため、横浜市は平均を下回る形となっています。

園庭保有率の低下は東京23区などで顕著ですが、横浜市もほかの市区と比べかなり低い数値となっています。

法律上、保育所の園庭は公園を代替地として使用できることになっているため、都心の保育園は園庭がないこともあります。

横浜市の認可保育園の保育料 

横浜市の認可の保育料は3歳未満児(保育標準時間)で、最高所得階層77,500円、中間所得階層34,000円です。

また横浜市は多子軽減として、第2子の保育料は35~55%、第3子以降は無料となっています。

 

横浜市の様々な保育サービス

一時預り

横浜市行っている一時保育サービスでは、保護者等のパート就労や疾病、入院等の場合や、リフレッシュのために一時的にお子さんを預けることができます。

横浜市では3種類の一時保育があります。

・非定型的保育

・緊急保育

・リフレッシュ保育

詳しくは下記から登録、申し込みをしてください。

横浜市 こども青少年局 一時保育のご案内

横浜子育てサポートシステム

横浜子育てサポートシステム事業は、子どもを預かって欲しい人と、子どもを預かる人が会員登録して、条件の合う近隣の方同士で支えあうシステムです。生後57日以上~小学校6年生までのお子さんが利用できます。

利用にはまず登録が必要です。

横浜市 こども青少年局 横浜子育てサポートシステム

近所の方に、横浜市の子育てサポートについて聞いてみる

病児・病後児保育

横浜市では病児保育が市内19か所のクリニックで実施されています。利用料は1日2000円からで、利用には予約が必要です。病後児保育は市内4か所の保育園で行われています。急に病気になってしまった時のために、知っておいて損はないかもしれません。詳しくは下記リンクをご覧ください。

横浜市 こども青少年局 保育運営課 病児保育事業

横浜市 こども青少年局 保育運営課 病後児保育のご案内

また、不安な時は近所のママに聞いてみるのも良いでしょう。

近所の方に、品川区の病児・病後保育について聞いてみる

 

準備がものをいう保育園探し・保活。可能な限り早めの対策を!

今回は、入園に向けて行うべき準備を順番にご紹介していきます。基本的なプロセスは最も激戦と言われる1歳児での入園も、0歳児での入園も変わりありません。まずは準備のプロセスを見ていきましょう。

①横浜市の「保育園リスト」を作成しよう

まずはじめは、気になるの保育園を認可・認可外を種類ごとにリストアップしていきます。リスト上でチェックしておくべき項目は以下の通り。

  • 保育園の名前
  • 見学の日時
  • 保育園のURL
  • 電話番号(見学予約の電話するために)
  • 保育時間、朝と夕の延長時間と条件
  • 定員
  • 駅から徒歩何分か
  • 自宅から徒歩何分か
  • 保育料(認可外の場合)

とにかく通えそうな保育園はしらみつぶしに見学予約をすることをおすすめします。おそらく調べるとそれなりに数が出てくるでしょうが、そこはお子さんのことを考え、時間が許す限り自分の目で善し悪しを見極めていきたいところです。

実際に見学をして感じた印象や、善し悪しといったところはリストに追記しておきましょう。

また、SNSなどで保育園の評判を調べておくのも1つの手。地域限定のオンライン掲示板で、近所の保育園の評判をチェックしてみてはいかがでしょうか。

②横浜市における自分のランクを確認

認可保育園の選考において最大の壁となる「ランク」。高ければ高いほど入園の可能性が高まるこのランクですが、まずは横浜市が公表している資料をもとに自分のランクを確認してみましょう。

横浜市では、ランク表に基づきA~Gの順に区分され、「その他の世帯状況」とともに総合的に判定されます。

保育所の入所選考基準|横浜市

 

また同一ランクで並んだ場合は、

  • 保育の代替手段(子育て支援者となる同居親族の有無など)
  • 世帯の状況(被介護者の有無など)
  • 就労状況(夜勤を伴う変則勤務の有無など)
  • ひとり親世帯等
  • きょうだいの状況(きょうだい同一施設入所や多子世帯など)

などによって「調整指数」が加点(減点)され、優先順位が定められます。

ここで忘れてはいけないのが、自分の確認結果と担当者の判断が必ずしも同じではない可能性があるということ。ここは担当者に確認したいところなのですが、横浜市には直接問い合わせをしても自身のランクなどは教えてもらえません。

なので、自身のランクや調整指数を知るためにひと手間かける必要があります。それは、可能であれば本命である4月入園の申し込みタイミングより前に、一度申し込んで「落選」すること。というのも、落選すると自身のランクなどを開示してくれるからです。

近所のママに相談する

③横浜市の保育園の倍率などを把握する

自分のおおよそのランクに加え、入園の倍率なども確認しておきましょう。また、お住いの市が激戦区であっても実は隣の市であれば入園可能ということも。ただ、基本的にはその市の住民が優先される仕組みになっているので注意は必要です。

なお、応募倍率などは園ごとに異なるので、希望の園が決まったら窓口に問い合わせるなどで確認を行いましょう。

 

近所のママに相談する

④横浜市の保育園の担当課への相談が1つの鍵

「保活でわからないことがあっても、身近に相談できる人がいない」ということも少なくないかもしれません。横浜市内の各区役所こども家庭支援課では、「そもそもどんな保育サービスがあるのか」「どのように利用できるのか」などの疑問に対して、相談に乗ってもらえます。区ごとに相談先が異なるので注意してくださいね。お問い合わせ先は以下の通り。

【受付時間:月~金(祝日除く)午前8時45分~午後5時15分】

電話番号

鶴見

045‐510‐1816

神奈川

045‐411‐7157

西

045‐320‐8472

045‐224‐8172

045‐341‐1149

港南

045‐847‐8498

保土ケ谷

045‐334‐6397

045‐954‐6173

磯子

045‐750‐2435

金沢

045‐788‐7795

港北

045‐540‐2280

045‐930‐2331

青葉

045‐978‐2428

都筑

045‐948‐2463

戸塚

045‐866‐8467

045‐894‐8463

045‐800‐2413

瀬谷

045‐367‐5782

各区の担当者への相談のほか、困った時に助けてくれるのは意外と近所に住んでいる先輩ママかもしれません。そんな時は近所の先輩ママに相談してみてはいかがでしょう。

⑤横浜市の新設園も忘れずにチェック!

また、見学こそできないもののしっかりとリサーチをしておきたいのが新設園。保育方針や評判なども未知な状態での申し込みとなるので、敬遠する人もいますが、新設園は比較的入りやすいと言われています。

横浜市では平成30年4月に30を超える保育所の新設が予定されています。詳しくは、横浜市ホームページの整備事業一覧表をご覧ください。

近所のママに相談してみる

 

新設園を選ぶメリットとして考えられるのは、園舎が新しさや、保育士さんと一緒に園の雰囲気を作っていける等が挙げられます。ですが、やはり不安を抱かれる方もいらっしゃるでしょう。園によっては開園前に系列園などで説明会が行われる場合もあるので、系列関係の園がある場合には問い合わせをしてみるのも1つの手です。

また、希望数の最大値に達していない場合や、新設園だからといったところが気にならない方にとっては、通りやすさもあるので申し込むことを検討してみてください。

⑥横浜市の保育園の申し込み方法・時期を確認

しっかり準備をしていても、申し込み時期を過ぎてしまって努力が水の泡に、、なんてことも。申し込み時期はしっかり把握して、必要な事務書類、提出先をチェックしておきましょう。申し込みは基本的に窓口への訪問が必須。土日祝日は窓口が空いていないことが多いので要注意です。

参考までに、平成30年4月入園申し込みスケジュールを紹介します。

 

スケジュール

・一次申請

≪郵送≫ ※消印有効

 平成29年11月6日(月) 神奈川区、港南区、旭区、港北区、緑区、泉区、栄区、戸塚区、瀬谷区

 平成29年11月10日(金) 鶴見区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、青葉区、都筑区

 

≪窓口≫

  平成 29 年11月17日(金)※住んでいる区によって、提出締切日が異なる場合があります。 

・二次申請

≪窓口&郵送≫ ※必着

平成30年1月4日(木)~平成30年2月9日(金)

 

申し込み先

・一次申請

原則、専用封筒による郵送申請(認定利用調整事務センター宛)

 

・二次申請

住んでいる区の区役所こども家庭支援課

 

申し込みに必要な書類など、詳しくはこちらの横浜市の資料P.11~12「7 申請に必要な書類 」を確認してみてください。

平成30年度 横浜市保育所等(2号・3号認定)利用案内|横浜市

近所のママに相談する

0歳児入園について

保育園の定員は、各年齢ごとに決まっています。0歳児より1歳児の方が、入園の倍率がやや高い傾向にあるので、受け入れてくれる保育園があれば、0歳の時点で入っておくというのもひとつの手。

横浜市では4月1日に入園を希望する場合に限って、出産前の仮申請も受け付けています。ただし、平成 30 年の場合は、2月3日までに出産し、出生後平成 30 年2月 9 日までに正式申請が必要です。

 

0歳児クラスを実施していない保育所等や受入開始月齢を指定している保育所等もありますので注意してください。出産前に申し込む場合は、出産後に改めてお子さんの名前や誕生日について届出をしましょう。

 

出生前の仮申請についての詳しい情報につきましては、お住まいの区の区役所「こども家庭支援課」に問い合わせてみてください。

4月入園に向け、やっておくべき準備は結構な分量。1次申し込みの時期や我が子の面倒を見ながらすすめることを考えると、早いに超したことはなさそうです。4月に希望する園に入園できるよう、入念に準備をしていきましょう!

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