保育園を探すにあたって、1つの目安になるタイミングが4月。年度が変わり1つ学年があがるこのタイミングこそが、保活をする人々にとってはまさに正念場。この4月に向けてやれる準備はとにかくやっておきたい。そんな方に向け、目黒区で認可保育園に4月入園するためにやっておくべき準備をまとめました。近所のママと相談しながら準備を進めることも重要です。

 

 

目黒区の保育の現状

ここからはデータを用いて、目黒区の保育の現状について解説していきます。

 

※データの出典は、以下の通りです。

 100都市保育力充実度チェック 2017年度版

(発行:「保育園を考える親の会」 調査期間:平成29年7月〜9月)

目黒区の認可保育園の入園決定率(倍率相当のもの)50.3%

目黒区の入園決定率は50.3%

約半数の方が認可保育園に入れないこの結果は、近隣の大田区や品川区より大幅に低い数値となっており、厳しい現状と見て取れます。

目黒区平成30年4月入園可能数は、以下から確認することができます。

平成30年度 保育施設の利用についてのご案内(目黒区)

 

目黒区の認可整備率 87.3%

認可整備率とは認可・認可外を合わせた全体の定員に対する認可保育施設・事業の定員の割合のことをいいます。

目黒区の認可整備率は87.3%です。ちなみに近隣の品川区は90.4%、大田区85%となっています。

 

目黒区の保育園、園庭が無い園も

目黒区の園庭保有率は57.8%です。

この数値は、敷地内に必要基準面積を満たす「専用の屋外の遊び場」がある認可保育所の比率を表していて、園庭があっても基準未満の園はカウントされないようになっています。

この調査が行われた全国(東京,千葉,埼玉,神奈川+政令指定都市)97市区の平均は76.1%であるため、目黒区は平均を大きく下回る形となっています。

法律上、保育所の園庭は公園を代替地として使用できることになっているため、都心の保育園は園庭がないことも増えていますが、見学の際に確認したいポイントですね。

 

目黒区の認可保育園の保育料

目黒区の認可の保育料は3歳未満児(保育標準時間)で、最高所得階層70,200円、中間所得階層27,500円です。中間所得階層で比較すると、世田谷区や墨田区と同程度の料金になっています。

また目黒区は多子軽減として、第二子は30~50%軽減、第三子以降は無料となる施策を行っています。

 

目黒区のさまざまな保育サービス

ここからは目黒区で行われているさまざまな保育サービスをご紹介をします。

目黒区の一時保育制度(生後4か月~)

一時保育は、保護者の育児の負担を軽減するため、休養、通院などの理由で一時的に保育が必要な場合に利用できる保育サービスです。区内の認可保育所(7か所)と認証保育所(4か所)で実施しています。詳しくは下記から確認してみましょう。

 
 

一時保育:目黒区公式ホームページ

 

1万円分!出産・子育て応援事業「ゆりかご・めぐろ」

区内に住所を有する妊婦さんに対し、妊娠届出時に保健師、助産師、看護師の専門職が面接を行い、出産や子育て、育児などの不安や悩みなどの相談に乗ってもらえます。

また、この面接を受けると「ゆりかご応援グッズ(育児用品カタログ)1万円分」がもらえるそうです。
面接は、保健予防課または碑文谷保健センターで実施しています。詳しくは以下から確認してください。

出産・子育て応援事業(ゆりかご・めぐろ) 目黒区

 

目黒区のファミリーサポート事業

他にも目黒では、ファミリーサポート事業や子ども家庭支援センターの取り組みなどがあります。

ファミリーサポート事業は、育児援助を希望する方(ファミリー利用会員)に対し、育児援助を行いたい方(ファミリー協力会員)を紹介し、一時的・短期的に地域で子育てを支え合い、助け合う制度です。

利用するには目黒区のファミリーサポートセンターに問い合わせをしましょう。

 

目黒区社会福祉協議会 ファミリー・サポート・センター

 

子ども家庭支援センター 目黒区

 

準備がものをいう保活。可能な限り早めの対策を!

ここからは、入園に向けて行うべき準備を順番にご紹介していきます。基本的なプロセスは最も激戦と言われる1歳児での入園も、0歳児での入園も変わりありません。

ただし、0歳児の場合は保育園の申し込みが生まれてからでないとできないため、生まれるタイミングによっては0歳から預けるのが難しい場合も。

このあたりは、記事後半の「0歳児のタイミングから入れてしまうという手も」という章で補足していきます。まずは準備のプロセスを見ていきましょう。

①目黒区内お住いの地域の「保育園リスト」を作成しよう

まずはじめは、近くの保育園を認可・認可外を種類ごとにリストアップしていきます。リスト上でチェックしておくべき項目は以下の通り。

  • 保育園の名前
  • 見学の日時
  • 保育園のURL
  • 電話番号(見学予約の電話するために)
  • 保育時間、朝と夕の延長時間と条件
  • 定員
  • 駅から徒歩何分か
  • 自宅から徒歩何分か
  • 保育料(認可外の場合)

とにかく通えそうな保育園はしらみつぶしに見学予約をすることをおすすめします。おそらく調べるとそれなりに数が出てくるでしょうが、そこはお子さんのことを考え、時間が許す限り自分の目で善し悪しを見極めていきたいところです。

実際に見学をして感じた印象や、善し悪しといったところはリストに追記しておきましょう。

また、SNSなどで保育園の評判を調べておくのも1つの手。ご近所SNS マチマチで、近所の施設の評判をチェックしてみてはいかがでしょうか。

②目黒区における自分の指数が何点か確認

認可保育園の選考において最大の壁となる「指数」。数字が高ければ高いほど入園の可能性が高まるこの指数ですが、まずは目黒区が公表している資料をもとに自分の指数を計算してみましょう。

目黒区の場合、「利用調整基準指数」に基づき指数を算出します。
算出に用いられる式は「基本指数(父母それぞれの状況に基づいて合算)+調整指数」となっています。
指数が高いほど保育の必要性の度合いが高いと判断し、指数の高い順に保育施設の利用を内定します。

詳しい算出方法などは、以下の平成30年版資料を確認してください。
 入園申込みにあたっての注意点|目黒区(利用調整基準指数についてはP.13〜)

ここで忘れてはいけないのが、自分の計算結果と担当者の計算結果が必ずしも同じではない可能性があるということです。

また、他の世帯と指数が同じだった場合には「指数同位の優先順位」という基準が適用されます。

③目黒区の保育園の申し込み結果・倍率・合格最低点を把握する

自分の指数に加え、入園のボーダーライン・倍率を確認しておきましょう。また、お住いの区が激戦区であっても実は隣の区であれば入園可能ということも。ただ、基本的にはその区の住民が優先される仕組みになっているので注意は必要です。

目黒区、平成29年4月入園は0児で39点、1歳児で40点だったようです。倍率も約2倍。また、園ごとにも定員は異なるので希望の園の定員をよく確認しましょう。  

④目黒区の保育園の担当課への相談が1つの鍵

「保活でわからないことがあっても、身近に相談できる人がいない」ということも少なくないかもしれません。目黒区では、「そもそもどんな保育サービスがあるのか」「どのように利用できるのか」などの疑問に対して、相談に乗ってもらえます。お問い合わせ先は、以下の通り。

目黒区 保育課 保育施設利用係
電話 03-5722-9868、03-5722-9869


区の担当者への相談のほか、困った時に助けてくれるのは意外と近所に住んでいる先輩ママかもしれません。そんな時は近所の先輩ママに相談してみてはいかがでしょう。

⑤目黒区の新設園も忘れずにチェック!

また、見学こそできないもののしっかりとリサーチをしておきたいのが新設園。保育方針や評判なども未知な状態での申し込みとなるので、敬遠する人もいますが、新設園は比較的入りやすいと言われています。

目黒区では平成29年に予定されていた保育園の開設が延期していますが、平成30年4月に私立園を含む新設園の開設が予定されています。

認定保育所の新設に関するお知らせ

施設名

開設予定時期

(仮称)ゆらりん下目黒保育園(第四中学校跡地 校庭南側)

平成30年4月を予定

(仮称)かえで保育園(第六中学校跡地)

開設時期は未定

新規 私立保育園

平成30年4月を予定

近所のママに相談してみる

園舎が新しかったり、保育士さんがフレッシュな気持ちで取り組むというメリットはもちろん考えられるのですが、ちょっと心配な人も多いらしいです。園によっては開園前に系列園などで説明会が行われる場合もあるので、系列関係の園がある場合には問い合わせをしてみるのも1つの手です。

希望数の最大値に達していない場合や、新設園だからといったところが気にならない人は、通りやすさもあるので申し込むことをおすすめします。

とはいえ、園ごとの状況は情報が少なくなかなか把握し辛いもの。困ったときは 近所のママに相談してみてはいかがでしょうか。 

⑥目黒区の保育園の申し込み方法・時期を確認

しっかり準備をしていても、申し込み時期を過ぎてしまって努力が水の泡に、、なんてことも。申し込み時期はしっかり把握して、必要な事務書類、提出先をチェックしておきましょう。申し込みは基本的に窓口への訪問が必須。土日祝日は窓口が空いていないことが多いので要注意です。

平成30年4月入園申し込みスケジュール・必要書類は以下の通りです。 

・スケジュール

一次利用調整(選考)
申込締切 平成29年12月8日(金)
結果発表 平成30年2月9日(金)

二次利用調整(選考)
申込締切 平成30年2月16日(金)
結果発表 平成30年3月2日(金) 

・申し込み先

目黒区総合庁舎本館2階 保育課保育施設利用係 窓口で直接申し込み

※郵送・FAXでの申し込みはできません

※土日祝日は基本的に受付しておりません。

※休日臨時受付は、平成29年11月18日(土)、19日(日)10:00〜16:00です。
12:00〜13:00は受け付けていないので注意が必要です。 

・申し込みに必要な書類

目黒区では保育の利用申し込みにあたり、”支給認定”を受ける必要があります。

申し込みには支給認定に必要な書類と、保育施設の利用申し込み書類がありますので注意してください。

1 支給認定に必要な書類

①支給認定申請書

②保護者が保育を必要とすることを証明する書類

③世帯の所得状況が確認できる書類

 2 利用申込みに必要な書類

①保育の利用申込書

②保護者が保育を必要とすることを証明する書類

③世帯の所得状況が確認できる書類

④その他各家庭の状況に応じて必要となる書類

※ ②「保護者が保育を必要とすることを証明する書類」、

  ③「世帯の所得状 況が確認できる書類」は、支給認定申請と利用申込みで兼用可能

 

詳しくは平成30年度 保育施設の利用についてのご案内(目黒区)を確認してみてください。

 

 0歳児のタイミングから入れてしまうという手も

保育園の定員は、各年齢ごとに決まっています。0歳児より1歳児の方が、入園の倍率がやや高い傾向にあるので、受け入れてくれる保育園があれば、0歳の時点で入っておくというのもひとつの手。

 

目黒区では4月に入園を希望する場合に限って、出産前の申込みも受け付けています。平成30年4月入園の場合、分娩予定日が平成29年11月25日から平成30年2月3日までの方が対象です。
なお、出生日が平成30年2月4日以降となった場合は、平成30年5月入所からの申込対象となります。

申込みには「母子手帳」(分娩予定日の記載があるもの)のほか、通常の申し込み書類が必要です。

また、出生後14日以内に「母子手帳の出生届出済証明の部分の写し」もしくは「出生届の受理証明書」を保育課保育施設利用係窓口にて直接提出する必要がありますのでお忘れのないよう注意してください。(郵送での提出はできません。)

4月入園に向け、やっておくべき準備は結構な分量。1次申し込みの時期や我が子の面倒を見ながらすすめることを考えると、早いに超したことはなさそうです。4月に希望する園に入園できるよう、入念に準備をしていきましょう!

 

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